- 2012年9月24日
- コラム
新しいiPhone
とうとう発売されましたね。iPhone5。
iPadのようにナンバリングが無くなって「新しいiPhone」みたいにならなくてよかった。
うちのスタッフも早速手に入れたようです。
ビニールがついた状態。
「写真撮るから剥がしていい?」と聞いたら怒られました。
今回iPhone5の目玉はなんと言ってもLTEとテザリングへの対応でしょう。
auは最初の発表時にテザリング対応を明言。
それを受けたソフトバンクは、なんとも後出しジャンケンのようですがテザリング対応を発表。
ソフトバンクは来年の1月からの対応だそうです。
私の知り合いにAndroid機でWiMAX+テザリングで自宅PCをネットに繋いでいる人が居ますが、プロバイダを引かなくても充分快適だそうです。
iPhoneにもテザリングの対応は熱望されていましたが…とうとう対応開始となりました。
ただ、無制限のWiMAXとは違い、iPhone5のテザリングには7GBの制限がつくそうです。
これは普通にiPhoneを使っている程度ではなかなか到達しないでしょうが、メインPCで使うには心もとない数字。
AndroidのWiMAX機のように、プロバイダを解約してまで使うのは危険な感じがしますね。
LTEの速度はWiMAXを超えるとは言え、テザリングをメインで考えるならWiMAX機の方が安心して使えそうです。
むむむ…残念。
当初の発表時にはauが断然有利だと言われていましたが、どうなんでしょうね。
ソフトバンクも結局テザリングに対応するようですし、差があまり無くなってきた感じがします。
LTEのエリアや速度など、同サービス上の完成度の差になりそうです。
ただ一つ違うのは、以下の点。
ソフトバンク:テザリング未使用の場合、LTEは無制限
au:テザリング使用未使用にかかわらず7GBの制限有り
超ヘビーユーザーには、地味にこの制限がきついかもしれません。
Web制作者にとっては、Webサイトの作り方にまた変化があるのかが気になるところですが、Safariには大きな変化はなさそうです。
高速回線使用により大きなファイルの送受信が行いやすくなり、モバイル向けにも容量の重いリッチコンテンツが実装できるような方向性になるのかと思いきや、
回線仕様の上限がついたことにより、やはりある程度の軽量化は必要になりそうです。
日本のモバイルWebの未来は、端末の進化やブラウザよりも携帯電話会社の方針に左右されるのでしょうか。
そういえば、iPhone5ではGoogle Mapが標準アプリから消え、独自の地図アプリが実装されているようですが、これがなかなかの酷いクオリティらしいです。
http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY201209210128.html
まだ未完成のものを載せてまでGoogle Mapを外さなくても…と思うのですが、youtubeのアプリも標準対応から外すなど、とことんGoogleとは仲良くしない方針のようです。
AppleはAdobeのFlashへの対応などを見ても、一度そっぽを向くと容赦ないですね。
ちなみに、iPhone5で今までどおりのGoogle Mapを使用する方法も記事になっていました。
標準地図が嫌な人はどうぞ?
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/22/news012.html